家族”のようにワンちゃんを大切にするブリーダー紹介(八木 美佐子さん)|命をつなぐ、愛情と自然が育むトイプードル


△土手沿いにある光がたっぷり入る明るい自宅兼犬舎

長野県トイプードル専門の八木ブリーダーの犬舎は、長野駅から車でわずか15分という好アクセスの場所にあります。

土手沿いにある南向きの家からは、天気の良い日には美しいアルプス山脈を望むことができ、毎日たっぷりと太陽が差し込む、明るく心地よい場所でした。

穏やかな笑顔の上品な八木ブリーダーですが、今まで歩まれてきたブリーダーとしての道やお考えを伺い、その雰囲気からは想像できないほどパワフルで格好いい方でした。

 

幼少期から育まれたワンちゃんへの愛情と使命感

八木ブリーダーのワンちゃんとの関わりは幼い頃から。

近所に住む親戚の家に犬がいて、日常的にその犬やそこで生まれた子犬たちと触れ合う時間を過ごされていたそう。
小さな命が元気に成長する姿に感動し、自然と「いつか自分も犬を育てたい」という夢が心の中に芽生えていったそうです。
その気持ちは年齢を重ねるごとに大きくなり、やがてブリーダーという職業への憧れへとつながりました。

ブリーダーとしての道を歩み始めた当初より、「犬は子犬を産むための道具ではない」という強い信念を持ち、命を大切にする姿勢を貫いてこられました。

その後、ご家庭に専念されたブランクの期間を経てトリミングの資格を取得し、ワンちゃんの美容と健康を理解しながらブリーディングに取り組むことをスタート。

現在は、ブリーディングに専念するためトリミング業務は行われていませんが、これまでに培った知識や経験は、すべてワンちゃんたちの健康で幸せな成長を支えるために役立てられています。

「ブリーダーになることは、私にとって成り行きではなく、なるべくしてなったこと。これまでの経験すべてが今の私を作り、ワンちゃんたちに注ぐ愛情の源になっています。」と八木ブリーダーは語ります。

その言葉には、幼少期から続く深い愛情と、命を預かることへの責任感が強く感じられました。

 

家庭犬としての性格と健康を大切にーー八木ブリーダーのこだわり


△リビングで自由に過ごすワンちゃんたち

八木ブリーダーの犬舎では、家庭犬としての理想的な性格と性質を育むことを第一に、人と一緒に穏やかに暮らせるパートナードッグを育てることに注力されています。そのため、環境づくりや日々の生活には細かな配慮がありました。

生まれた時から人に慣れる環境づくり

子犬たちは自宅兼犬舎のリビングで自由に過ごし、人の声や抱っこ、掃除機やテレビの音など、家庭での日常生活に触れながら育てられています。こうした環境で育つことで、子犬たちは驚きにくく、落ち着いた性格を身につけることができます。
「先天的な性格だけではなく、人との生活を通じて後天的に影響を受ける部分も大切にしたい」と話してくれました。

八木ブリーダーの犬舎では、子犬たちが新しい家庭に迎えられた際、すぐに順応できるように、人と暮らすための性格や性質を育む環境が整っています。

食事管理と健康維持

八木ブリーダーの犬舎では、ワンちゃんたちの健康管理にも配慮が行われています。
基本の食事は栄養バランスに優れたドライフードですが、便や肌の状態を毎日観察し、一頭一頭に合わせたフードを選んでいるのだとか。成長や体調に応じて柔軟に対応し、個々の健康を支える食事管理を実践されています。

「子犬たちの体調や育ち方に合わせてフードを調整することで、健康で丈夫に育てることができる」と八木ブリーダー。こうした細やかなケアが、ワンちゃんたちの健康を支えています。

 

家庭に馴染む個性豊かなトイプードルたち

八木ブリーダーの犬舎で育つトイプードルたちは、カラーもホワイト、ブラック、レッド、クリームとさまざまで、またその美しい毛並みが目を引きます。

一頭一頭の個性も豊かで、元気いっぱいに走り回る活発な子から、おっとりと甘えん坊な子まで、それぞれの魅力が光っています。
そのため、新しい飼い主さんがライフスタイルや好みに合わせて理想のワンちゃんを見つけることができるのも魅力のひとつ。

生まれてからすぐに人との生活に馴染む環境で育てられたトイプードルたちは、新しい家庭に迎えられた後も、驚くことが少なく、生活音や環境の変化にもすぐに順応できるのが特徴です。

八木ブリーダーが育てるトイプードルたちは、「パートナードッグ」として理想的と言っていい存在。
見た目の可愛らしさだけでなく、飼い主との強い絆を築き、共に暮らす家族として素晴らしいパートナーとなる性格を備えています。

 

八木ブリーダーの犬舎で育む命の温もり


△敷地内のドッグランで元気に走り回るワンちゃんたち

 

長野駅から車でわずか15分。八木さんの犬舎は、雄大な山々に囲まれた土手沿いに建つ、南向きの明るい家にあります。

遮る建物がなく、毎日たっぷりと太陽の光が差し込む自宅兼犬舎。一日中ずっと天気の悪い日があまりないというこの地域では、ワンちゃんたちが毎日敷地内の広いドッグランで走り回ることができます。

室内に入ると、リビングがワンちゃんたちのフリースペースとして開放されていました。足に優しいカーペットマットが敷かれた床は、滑りにくく安全に配慮されており、ワンちゃんたちが自由に動き回る姿が微笑ましく感じられます。犬舎内は清掃が行き届き、日々のケアを感じました。

訪問した時お話を伺う中で、八木ブリーダーの命に対する真摯な想いを話してくださいました。

「ワンちゃんはおもちゃでも道具でもありません。命を預かる存在として、しっかりと育ててほしい」との言葉に、飼い主が持つべき責任感と、ワンちゃんへの愛情が強く感じられました。

八木ブリーダーはまた、犬を迎えることで多くの人が幸せになれる一方で、「真面目な人ほど逆に犬を飼うことで適応障害になる場合もある」と話します。
犬はアニマルセラピーのような癒しをもたらす存在である一方で、医療の道具ではありません。ワンちゃんを家族として迎え入れ、愛情をもって接する覚悟が求められると語る八木ブリーダーの言葉には、命に対する深い敬意が込められていました。

 

BreederFamiliesに参加した理由

八木ブリーダーがBreederFamiliesに参加を決めた理由には、彼女が大切にしている犬種のスタンダードを守るという信念に共鳴いただいたこと。

「昔の人たちが長い時間をかけて築いてきた犬種の基準(スタンダード)を、未来に繋いでいくことがブリーダーとしての使命だと思っています」と語る八木ブリーダー。
犬種の質を高める努力を無駄にしたくないという強い想いが、BreederFamiliesの「ミックス犬を扱わない」というポリシーと一致しています。

ミックス犬の可愛さや「オンリーワン」という言葉に魅了される人が多い一方で、八木ブリーダーはその裏にあるリスクにも目を向けるべきだと考えています。「いいところだけではなく、悪いところが出てしまう場合もある。命を預かるという責任を持つ上で、安易に流行に乗るべきではない」という想いを持ち、犬種保存への取り組みを続けています。

また、BreederFamiliesは、「本当に優良なブリーダーだけを厳選して掲載する」という点でも、ブリーダーと飼い主が真摯に向き合うための場として八木ブリーダーにとって信頼できると言っていただきました。

 

まとめ

八木ブリーダーの犬舎は、長野県の豊かな自然に囲まれた明るく穏やかな空間で、トイプードルたちが愛情深く育てられています。

家庭犬として理想的な性格を育む環境、個々に合わせた健康管理、そして命を預かることの責任感が、八木ブリーダーのブリーディングの基盤です。ミックス犬を扱わず、犬種の質を守るという強い信念は、BreederFamiliesの理念と共鳴し、信頼のある場として選ばれていただきました。

八木ブリーダーのトイプードルたちは、新しい家庭に幸せと笑顔を届けています。この犬舎で育つワンちゃんたちは、まさに「家族」の一員として理想的な存在と言えるでしょう。

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