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【ユーザーストーリー】希望のこむ君との新しい日々──あの日の温もりを、もう一度
【ユーザーストーリー】希望のこむ君との新しい日々──あの日の温もりを、もう一度

埼玉県のT様が、野澤ブリーダーからチワワの「こむぎ君」をお迎えしたストーリー。
かつて“悪徳ブリーダー”から保護した愛犬との別れを経験したT様が、もう一度ワンちゃんとの暮らしを信じ、BreederFamiliesを通して希望を取り戻した心温まる物語です。
あの子との4年間──つらくも愛しい時間
私が初めてチワワを迎えたのは、NPOを通じて保護犬としてでした。
その子は“悪徳ブリーダー”と呼ばれる人たちの元から救出されたワンちゃんでした。
有名人が飼っているという理由だけで高く売れる「レアカラー」として生まれ、繁殖犬として扱われていたそうです。
でも、繁殖ができなくなった途端、ケージに閉じ込められ、散歩もできず、人との触れ合いも奪われたままの生活。
その結果、歩くことも難しく、人に怯え、噛んでしまう子になっていました。
歯もボロボロで、獣医さんから「ほとんど抜く必要がある」と言われた時は、胸が締め付けられました。
最初は私たちにも心を開かず、目を合わせることさえできませんでした。
けれど、少しずつ一緒に過ごすうちに、噛まなくなり、撫でると尻尾を小さく振ってくれるようになったんです。
その小さな変化が、どれほど嬉しかったことか。
やっと家族として心が通い合えたと思った矢先、病気が見つかり──
私たちが共に過ごせたのは、たった4年。
けれど、その4年は、かけがえのない時間でした。
お別れの日から、私はしばらく立ち直れませんでした。
ペットロスという言葉を、身をもって知りました。
けれど時間が少しずつ心の痛みを和らげ、いつしか思うようになったんです。
「もう一度、ワンちゃんと一緒に過ごしたい。あの優しい時間を取り戻したい」と。
優良ブリーダーとは何かを探して

次に迎えるなら、同じ悲しみを繰り返したくない。
だからこそ「今度は絶対に、信頼できる優良ブリーダーさんからお迎えしたい」と決めました。
でも、正直なところ、ブリーダーさんから直接迎えるのは初めて。
右も左もわからず、まずはネット検索から始めました。
最初に登録したのは、大手のブリーダー紹介サイト。
ところが、そこは大量に広告が出てきて、「今すぐお迎えできます!」といった言葉が溢れていて、まるでペットショップの延長のように感じてしまいました。
命を“商品”のように扱っているようで、違和感を覚えたのです。
「優良ブリーダーって、いったいどういう人なんだろう」
そう思い、もう一度ゼロから調べ直しました。
そこで出会ったのがBreederFamiliesでした。
このサイトには、6項目の絶対基準と12項目の総合基準が明確に記載されており、「なぜそれが必要なのか」まで丁寧に説明されていました。
そこには、「犬たちの幸せを第一に考える」姿勢がしっかりと感じられ、初めて“安心”という言葉が心に浮かびました。
さらに驚いたのは、登録ブリーダーの評価が透明に公開されており、満たしていない項目までも明示されていたこと。
その誠実さに「ここしかない」と確信しました。
「こんなサイトを探していた」──
そう心の底から思えた瞬間でした。
運命の出会い──野澤ブリーダーとチワワの「こむ君」

BreederFamiliesの中で、私の目に止まったのが野澤ブリーダーでした。
チワワだけを専門に育てており、総合基準の12項目すべてを満たしている。
しかも、関東圏で比較的近いということもあり、気持ちは自然と惹かれていきました。
共働きの私たちは、どうしてもお留守番の時間が少しあるため、まだ赤ちゃんすぎる子ではなく、ある程度成長した子を希望していました。
そんな中で出会ったのが、ちょうど1歳になるチワワの男の子。
画面越しでも伝わる、優しくて愛らしい表情に、一瞬で心を奪われました。
そして、BreederFamiliesの実際の訪問取材記事を読んだとき、私は正直驚きました。
「ここまで公開しているサイトがあるのか」と。
記事の中では、野澤さんの誠実な人柄がそのまま伝わってきます。
単なるプロフィールではなく、BreederFamiliesのスタッフが直接現地を訪れ、チワワたちの日常を取材しているのです。
そこには、チワワたちが並んで歯みがきをしている微笑ましい光景や、食事の素材・栄養バランスへの細やかなこだわりまで丁寧に紹介されていました。
それを見て、「この方は本当にチワワたちの健康と幸せを第一に考えている」と、心の底から感じました。
前の子は歯がボロボロで、結局すべて抜かざるを得ませんでした。
だからこそ、野澤さんのように日々の歯みがきを大切にし、健康管理を徹底しているブリーダーさんに出会えたことが、本当に嬉しかったです。
さらに、食事へのこだわりも私自身の考え方と重なり、価値観の近さを感じました。

そして、問い合わせをしてみると、野澤さんはどんな質問にも紳士的に、丁寧に答えてくださり、その誠実な対応にますます信頼が深まりました。
健康面や性格、日々の過ごし方など、どんな小さな疑問にも真摯に向き合ってくださるその姿に、「この方から迎えたい」と心から思いました。
見学の日──“この子だ”と確信した瞬間

8月、実際に野澤ブリーダーのもとを訪ねました。
初めてお会いした印象は、「飾らない、誠実な人」。
一度、別の方に引き取られたけれど戻ってきたという経緯も、隠すことなく話してくださり、むしろその正直さに信頼が深まりました。
そして、チワワたちの日常の様子を、ありのままに見せてくださったのです。
清潔で穏やかな空間の中、ワンちゃんたちがのびのびと過ごしている姿を見て、主人と顔を見合わせました。
「野澤さんなら絶対に安心できる」──2人の気持ちは一致していました。
事前に気になっていた子は、本当に愛らしく、優しい瞳でこちらを見つめてくれました。
その瞬間、「この子を迎えたい」と心の中で決めていました。
お迎えは10月中旬にお願いしました。
実はその前に、前の子を弔うための旅行を計画しており、その時間を通してしっかりと“あの子への想い”と向き合ってから、新しい命を迎えたかったのです。
その気持ちを伝えると、野澤さんは快く「ゆっくり準備してあげてください」と言ってくださいました。
その優しさにも、また心が温かくなりました。
お迎えの日──“希望”という名前に込めて

お迎え当日、野澤さんからはたくさんの貴重なアドバイスをいただきました。
ごはんのこと、環境の整え方、そして心構えまで。
その一つひとつが、これからの生活の支えになる言葉でした。
そして、ワンちゃんの名前は「こむぎ」と名づけ、こむ君と呼ぶようにしました。
「小麦の花言葉=希望」
こむ君と3人の生活が、希望にあふれたものになるようにという願いを込めました。
嬉しかったのは、野澤さんもすでに“こむ君”と呼んでくださっていたこと。
こむ君自身もその名前に反応して、自分のことだと分かっているようで、本当に不思議で、愛おしい瞬間でした。
お迎え後は、お散歩もごはんも無事に終え、今はまったりと穏やかな時間を過ごしています。
ワンコがいるだけで、こんなにも日常が温かく、幸せで満たされるものなのか──
その幸せを、改めて噛みしめています。
BreederFamiliesへ、心からの感謝を込めて

BreederFamiliesを通じて、野澤ブリーダー、そしてこむ君に出会えたことを、心から嬉しく思っています。
最初は別のサイトに登録していましたが、どこか不安を感じていました。
そんな時にこのサイトに出会い、ブリーダーの基準や考え方をしっかりと学ぶことができました。
誠実で透明性の高い姿勢に支えられ、安心して新しい家族を迎えることができました。
これからも、こむ君との日々を大切に、大切に過ごしていきます。
感謝を込めて──本当に、ありがとうございました。
野澤ブリーダーからのメッセージ

「健康面、交配、飼育法、フードなど、さまざまな点について丁寧に質問していただき、とても安心感を感じました。
心からチワワを愛してくださっていることが伝わり、ぜひお譲りしたいと思いました。」(野澤ブリーダー)
まとめ
命を救った過去、そして再び命と向き合う現在。
T様とこむぎ君の物語は、優しさと希望に満ちた再出発のストーリーです。
信頼できるブリーダーとの出会いによって、新しい家族の絆が生まれました。
その背景には、BreederFamiliesが大切にする理念と透明性がありました。
“希望”という名を持つこむ君が、これからもT様と共に、温かい光の中を歩んでいけますように。
Breeder Familiesについて

BreederFamiliesのブリーダーを通じて
ワンちゃんをお迎えすることが、 ペットをとりまく社会課題の解決に繋がります。私たちが目指すのは、営利優先の悪徳ブリーダーを減らし、責任と愛情を持つ優良ブリーダーを支援することで、ワンちゃんの福祉が守られる社会の実現。
目の前の子犬だけでなく、親犬や引退犬も大切にされる環境を作り上げ、すべてのワンちゃんに優しいブリーディング環境の普及にむけて活動しています。