チワワが可愛い理由とは?理想的な可愛い顔になる子犬の見分け方

チワワが可愛い理由とは?理想的な可愛い顔になる子犬の見分け方

ロングコートチワワ

小さな体に大きな瞳、ピンと立った耳とちょこんとした足──チワワはまるで宝石のように愛らしいワンちゃんです。
しかし、同じチワワでも「特に可愛い顔」と感じる子には、実は共通する特徴があります。

この記事では、チワワが可愛いと感じる理由から、理想的な顔立ちの見分け方、成長による変化、写真の撮り方までを動物福祉の観点でわかりやすく解説します。

すでにチワワと暮らしている方も、これから子犬を迎えたい方も、“世界一可愛いわが子の魅力”を再発見できる内容です。

 

チワワが「可愛い」と言われる理由

手をなめるチワワ

チワワが世界中で「可愛い」と言われるのは、見た目の愛らしさと心の強さ、そのギャップが生み出す魅力にあります。

チワワは世界で最も小さな犬種として知られています。体重はわずか1.5〜3kgほどしかなく、両手に収まるほどのサイズ感。その小さな体と、まんまるでうるんだような大きな瞳が人の「守ってあげたい」という気持ちを強く引き出します。

また、チワワは感情が豊かで表情がよく変わるワンちゃん。嬉しいときは目を輝かせ、寂しいときは少し潤んだような目をします。そんな人間のような感情表現も、多くの人が可愛いと感じる理由の一つです。

さらに、チワワは非常に飼い主に忠実で勇敢。自分よりずっと大きな犬や人に対しても、臆することなく立ち向かう姿勢を見せます。その小さな体から想像できない芯の強さと、甘えん坊な一面のギャップが、チワワの可愛さをいっそう際立たせています。

 

チワワの顔の特徴

見上げるチワワ

チワワの顔立ちは、他の犬種にはない絶妙なバランスと表情の豊かさが魅力です。大きな瞳や立ち耳、短いマズルの調和が“究極の可愛さ”を生み出しています。

チワワの顔は、くりっとした大きな瞳・ピンと立った耳・小さなマズル・丸みのある頭部がコンパクトにまとまった、まさに“可愛さの黄金比”。
このパーツの配置やバランスが、チワワ特有の愛らしい印象を作り出しています。

例えば、黒目がちの瞳は幼く見え、耳の角度ひとつで優しさや凛々しさが変わるなど、ほんの少しの違いでも印象がガラッと変わるのがチワワの奥深さです。

さらにチワワは感情が顔に出やすく、嬉しいときは目尻が下がり、興奮すると耳がピンと立つなど、表情がとても豊か。
まるで人間のように笑ったような顔を見せることもあり、「顔で感情を語るワンちゃん」とも言われています。

このように、チワワの顔はパーツの可愛さ+感情表現の豊かさの両方で成り立っているのです。

マズル(鼻先)の長さによる違い

チワワのマズル(鼻先)は短い子が多いですが、実は長さの違いが顔の印象を大きく変えます。

マズルが短いタイプは、顔全体が詰まって見えるため「ベビーフェイス」で、ぬいぐるみのような愛らしさがあります。目と鼻の距離が近くなることで、より幼く見えるのが特徴です。

一方、マズルがやや長めのタイプは、鼻筋がすっきりとしていて上品で知的な印象を与えます。マズルが長いほど表情が落ち着いて見え、成犬になってもバランスの取れた顔立ちを保ちやすい傾向があります。

健康面や呼吸のしやすさを考えるなら中間〜やや長めがおすすめです。

 

チワワの可愛い顔の種類と特徴

アップルヘッドのチワワ

ワワには主に「アップルヘッド」と「ディアヘッド」という2種類の顔タイプがあります。それぞれが異なる可愛さを持ち、「どちらが理想か」は見た目の好みやライフスタイルによって変わります。

チワワの可愛い顔を語るうえで欠かせないのが、この「頭の形」の違いです。
一見同じに見えても、頭の丸み・マズルの長さ・目と鼻の距離によって印象は大きく変わります。

この違いを知ることで、自分にとっての“理想のチワワフェイス”がより明確になります。

丸みを帯びた頭が特徴的なアップルヘッドチワワ

アップルヘッドチワワは、りんごのように丸い頭と、額とマズルの間にあるくっきりした段差(ストップ)が特徴。最も“チワワらしい顔立ち”としてドッグショーでも高く評価されます。

魅力はなんといっても「ベビーフェイスの究極形」。

目が大きく顔全体が詰まって見えるため、赤ちゃんのような幼く愛らしい印象を与えます。見つめられるだけで守ってあげたくなるような表情が魅力です。

また、瞳が前を向いているためカメラ写りも抜群。どの角度から撮っても可愛く見えることから、SNSでも人気のタイプです。
ただし、マズルが極端に短い子は呼吸がしづらくなることもあるため、短すぎず程よい長さを持つ子が理想です。

アップルヘッドのチワワは甘えん坊で人懐っこい性格の子が多く、まさに見た目も性格も「愛され要素満点のチワワ」と言えるでしょう。

 
長いマズルが特徴的なディアヘッドチワワ

ディアヘッドチワワは、鹿(ディア)のように細く長いマズルと、なだらかな額のラインを持つタイプ。
アップルヘッドよりも丸みが控えめで、全体的にスリムで上品な印象を与えます。

このタイプの魅力は、ナチュラルで知的な美しさ。
アップルヘッドのような幼さよりも、すっきりとした大人っぽさがあり、「自然体で落ち着いたチワワ」が好きな方に人気です。

マズルがやや長いため呼吸がしやすく、骨格も丈夫で、健康面でも安心。運動が得意な子が多く、軽快に走る姿も魅力です。

見た目の印象は、まさに「気品のある美人顔」。

アップルヘッドの“可愛い系”に対し、ディアヘッドは“上品で美しい系”といえるでしょう。成犬になっても顔のバランスが崩れにくく、年月を重ねても魅力を保ちやすいタイプです。

 

理想的な可愛い顔の見分け方

走るロングコートチワワ

顔のバランス、頭の形、目の輝きが“理想のチワワ”を見極める3大ポイントです。

マズルが短く、顔のパーツがバランス良いか

理想的なチワワの顔は、目・鼻・口の位置が整い、パーツのバランスが自然に取れていることが大切です。

マズルが短すぎると可愛い反面、鼻づまりなどの健康問題を起こしやすいため、程よい長さを保っている子が理想。目や鼻の位置が左右対称で、全体的に均整がとれているかをチェックしましょう。

頭が丸みを帯びたアップルヘッドチワワか

アップルヘッドタイプは、より“赤ちゃん顔”に見えるため、可愛い顔の代表格です。

頭頂部がやや丸く、額とマズルの境目にしっかりとした段差があるかを見てください。

ただし、頭の形だけでなく、表情の柔らかさや目の輝きも総合的に判断するのがポイントです。

目が大きく、くりっとした瞳か

チワワの瞳は、その子の感情を語る鏡のような存在。大きく澄んだ目で、黒目がちに見える子は特に可愛らしく見えます。

また、目がキラキラと輝いているのは健康の証拠でもあります。

目やにが少なく、涙やけのない子を選ぶと、成長しても美しい表情を保てます。

 

チワワの顔は成長につれて変わる

チワワの子犬

チワワの顔立ちは成長の中で大きく変化します。その過程も“うちの子の個性”として愛してあげましょう。

チワワの子犬期は、骨格や筋肉がまだ発達途上のため、日々顔つきが変わっていきます。

生後数か月の間に、マズルが少し伸びたり、目の位置が変わったように見えることもあります。これは自然な成長の証で、心配する必要はありません。

生後3か月~6か月頃に訪れるブサイク期

この時期、歯の生え変わりや毛質の変化で「ブサイク期」と呼ばれる顔立ちになることがあります。

毛がまばらに抜けたり、顔が一時的に伸びたように見えることもありますが、これは一時的なもの。半年を過ぎる頃から再び整い、チワワらしい愛らしい顔立ちに戻っていきます。

焦らず、成長の過程として優しく見守ることが大切です。

 

チワワの可愛い写真を撮るコツ

服を着たチワワ

可愛い表情を引き出すには、ワンちゃんがリラックスできる環境作りと撮影の工夫が鍵です。

洋服やアクセサリーを身に着ける

チワワは小柄で寒がりな犬種でもあるため、洋服を着ることが得意なワンちゃんが多いです。
リボンや帽子、マフラーなどを使うと、写真に季節感や個性をプラスできます。

ただし、嫌がる素振りを見せたらすぐに外してあげるなど、ストレスを与えないようにしましょう。

おやつやおもちゃで目線を誘導する

チワワの自然な表情を撮るには、おやつやお気に入りのおもちゃを活用してカメラ目線を引き出すのがおすすめです。
レンズの少し上におやつを持つことで、目を輝かせた瞬間をキャッチできます。

短時間で撮ることで、ワンちゃんが疲れず自然な笑顔を見せてくれます。

背景を工夫して世界観を作る

背景を整えることで、チワワの可愛さが一段と引き立ちます。
白やベージュなどのシンプルな色合いは被毛を際立たせ、花や小物を置くとストーリー性が生まれます。

愛犬との日常をそのまま切り取る“ナチュラルフォト”も人気です。

 

まとめ

チワワの可愛さは、見た目だけでは語り尽くせません。

大きな瞳や丸い頭などの外見的な魅力に加え、飼い主を一途に想う健気な性格や、豊かな表情の変化が重なり合って、唯一無二の存在感を放っています。

理想的な「可愛い顔」を探すときは、マズルのバランスや目の輝きなどのポイントを参考にしつつ、健康で生き生きとした表情をしているかにも注目しましょう。

どんな顔立ちであっても、愛情をもって育てれば、あなたのチワワが世界で一番可愛いワンちゃんになります。

そして、成長の過程で変化する顔つきや表情こそが、その子の“個性”です。

日々の小さな変化を楽しみながら、たくさんの愛情を注いであげてくださいね。

Breeder Familiesについて

BreederFamiliesのブリーダーを通じて ワンちゃんをお迎えすることが、 ペットをとりまく社会課題の解決に繋がります。

私たちが目指すのは、営利優先の悪徳ブリーダーを減らし、責任と愛情を持つ優良ブリーダーを支援することで、ワンちゃんの福祉が守られる社会の実現。
目の前の子犬だけでなく、親犬や引退犬も大切にされる環境を作り上げ、すべてのワンちゃんに優しいブリーディング環境の普及にむけて活動しています。

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