"家族"のようにワンちゃんを大切にするブリーダー紹介(勝村真澄さん)|40年、犬とともに――家族のように寄り添うブルドッグの犬舎

"家族"のようにワンちゃんを大切にするブリーダー紹介(勝村真澄さん)|40年、犬とともに――家族のように寄り添うブルドッグの犬舎

当時の犬舎で、のびのびとくつろぐ人懐っこいブルドッグたち(現在は別の場所へ移転しています)
当時の犬舎で、のびのびとくつろぐ人懐っこいブルドッグたち(現在は別の場所へ移転しています)

 

犬舎でまず迎えてくれたのは、どっしりとした体つきに似合わず、とてもリラックスした表情のブルドッグたちでした。初対面の私たちにも人懐っこく寄り添ってきます。それでいて、ここぞという場面では勝村さんの言うことしか聞かない――その姿に、長い時間をかけて築かれた深い信頼関係がにじんでいました。

茨城県で40年にわたり犬とともに歩んでこられた勝村真澄さん。犬を「家族」として慈しむその想いが、犬舎のあたたかな空気の根っこにありました。

 

40年、犬とともに――「やめようと思った」あの日を越えて

△犬舎のあちこちに、長年ブルドッグに注いできた愛情が息づいています
△犬舎のあちこちに、長年ブルドッグに注いできた愛情が息づいています

 

勝村さんにこれまでの歩みを伺うと、その歴史はおよそ40年に及びます。はじまりはチワワ、やがてフレンチブルドッグ、そしてブルドッグと向き合うようになって10年ほど。犬とともに人生を重ねてきた方です。

なかでもブルドッグへの想いは深く、暮らしの中心にはいつもワンちゃんたちがいます。すぐそばで様子を見守り、何かあればすぐ対応できるようにと、寝食をともにするほどの距離感で日々を過ごしてこられました。

その道のりは、けっして平坦なものばかりではありませんでした。今年、勝村さんが大好きだったオリバー君と、その相手のワンちゃんが相次いで天国へと旅立ってしまったのです。あまりのつらさに、一度は「もうやめようか」と涙したこともあったといいます。それでも勝村さんは、待ってくれている飼い主さんや、目の前のワンちゃんたちのために、今日もブルドッグと向き合い続けています。

そして、その想いは次の世代へと受け継がれようとしています。犬舎は娘さんやお孫さんも手伝う、まさに家族総出の場所。とりわけ高校生のお孫さんは「いつか継ぎたい」と考えているそうで、勝村さんが積み重ねてきた犬への愛情が、家族の中で静かに根を張っているのを感じました。

 

リラックスして、人懐っこい――信頼に包まれたブルドッグたち

△取材に伺うと、ブルドッグたちが人懐っこく身を寄せてきてくれました
△取材に伺うと、ブルドッグたちが人懐っこく身を寄せてきてくれました

 

△オフ会に集まった卒業生たち。おやつを前に、ちょこんとお行儀よく待ちます
△オフ会に集まった卒業生たち。おやつを前に、ちょこんとお行儀よく待ちます

 

犬舎で過ごしていて印象的だったのは、ワンちゃんたちのおおらかさでした。ブルドッグたちはとてもリラックスしていて、人懐っこく、そばに来てはのんびりとくつろいでいます。それでいて、勝村さんの言葉にはしっかりと耳を傾ける。甘えん坊でありながら芯のある、その関係性が微笑ましく映りました。

この穏やかな性格は、育て方の中で自然と培われていきます。子犬たちはお迎えまで兄弟犬とともに過ごし、ドッグランでは大人のブルドッグが面倒を見てくれるなど、犬同士のふれあいを通じて社会のルールを学んでいきます。

さらに、生まれてから3時間おきに授乳を行うなど、小さな頃から人の手に触れる時間がたっぷりとあります。テレビの音といった日常の生活音にも自然と慣れているため、新しいお家にもスムーズに馴染んでいけるのです。

見学に訪れた方は、子犬だけでなく、親犬や兄弟犬、さらには引退して一緒に暮らしているおばあちゃん犬にも会うことができます。世代を超えたワンちゃんたちの姿を目にすれば、迎えようとしている子がどんなふうに育っていくのか、安心して思い描けるはずです。

 

見た目より健康を――ブルドッグに寄り添うこだわり

△見た目より健康を第一に育てられた、がっしりと健やかなブルドッグ(当時の犬舎にて)
△見た目より健康を第一に育てられた、がっしりと健やかなブルドッグ(当時の犬舎にて)

 

和やかな時間のなかでも、健康の話になると、勝村さんの言葉には芯が通りました。ブルドッグはもともと体にトラブルの出やすい犬種です。だからこそ勝村さんは、見た目の良さよりも健康であることを何より大切に、繁殖と日々のケアに向き合っています。

その姿勢は、健康への細やかな目配りに表れています。軟便や喉・鼻のトラブル、結石、熱中症など、少しでも気になる症状が見られたときにはすぐに動物病院で診てもらいます。子犬にはワクチン接種やマイクロチップ装着のタイミングで健康診断を行い、日々の全身チェックも欠かしません。暑さに弱い犬種のため、ワンちゃんが快適に過ごせるよう室温にも気を配っています。

繁殖にあたっては、親犬全頭にDM(変性性脊髄症)の遺伝子検査を実施し、結果に問題のない親犬だけを掛け合わせることで、子犬の遺伝的な疾患のリスクを抑えています。母犬の体への負担にも配慮し、初回の発情では繁殖を見送り、生涯の出産回数は3回ほどにとどめ、5歳を目安に早めに引退させています。

食事にもこだわりがあります。人が口にできる品質のヒューマングレードで、穀物を使わないフードを選び、皮膚の健康を考えて油分の少ないものを選定。関節をいたわる成分を取り入れたり、シニア犬にはサプリメントを加えたりと、年齢や体調に合わせたケアが行き届いています。

 

「友達のように」――お迎えのあとも続く、あたたかな関係

△6回目を数えるオフ会には、たくさんの卒業生とそのご家族が集まります
△6回目を数えるオフ会には、たくさんの卒業生とそのご家族が集まります

 

△勝村さんのもとから巣立った子たちが集うオフ会。卒業生同士が仲よく並びます
△勝村さんのもとから巣立った子たちが集うオフ会。卒業生同士が仲よく並びます

 

△お迎え先はちがっても、みんな勝村さんの大切な家族。オフ会で再会した卒業生たちです
△お迎え先はちがっても、みんな勝村さんの大切な家族。オフ会で再会した卒業生たちです

 

勝村さんのブリーディングを語るうえで欠かせないのが、飼い主さんとの距離の近さです。お譲りする相手には、時間や気持ちにゆとりを持ってワンちゃんと向き合えるかを丁寧に見極めたうえで、お迎えをご案内しています。

お迎えのあとの支えも手厚く、フードやおもちゃ、毛布など、新しい暮らしを安心して始められるようにたっぷりのセットを用意してくださいます。飼い主さん同士がつながれるファミリーグループのLINEや、同じ兄弟のグループLINEも整えられていて、お迎え後も相談し合える仲間ができるのも心強いところです。

そして何より、勝村さんは飼い主さんと「友達のように」付き合います。ワンちゃんが太っていれば「痩せさせてあげてね」と率直にアドバイスすることも。これまでに開いたオフ会はなんと6回を数え、遠くは岡山から駆けつける方もいるほどです。ワンちゃんを迎えて終わりではなく、そこから長いお付き合いが始まる――そんな勝村さんのもとには、子犬を心待ちにする飼い主さんが今も列をなしています。

 

まとめ

△おおらかで人懐っこいブルドッグ。勝村さんが40年かけて育んできた気質です
△おおらかで人懐っこいブルドッグ。勝村さんが40年かけて育んできた気質です

 

△40年の想いは、次の世代へ。勝村さん(左)と、跡を継ぎたいと願うお孫さん(右)。中央はお話を伺ったBreederFamiliesです
△40年の想いは、次の世代へ。勝村さん(左)と、跡を継ぎたいと願うお孫さん(右)。中央はお話を伺ったBreederFamiliesです

 

40年という歳月を犬とともに歩み、大切な子を見送る悲しみを越えてなお、ブルドッグと向き合い続ける勝村真澄さん。その姿からは、犬を「家族」として慈しむ、ぶれることのない愛情が伝わってきました。

見た目より健康を大切にする誠実なブリーディングと、お迎えのあとも友達のように寄り添うあたたかさ。そして、その想いを継ごうとするお孫さんの存在。人懐っこく、おおらかなブルドッグを家族に迎えたい方に、安心しておすすめできる犬舎です。

 

勝村ブリーダーの詳細情報や子犬たちはこちら

Breeder Familiesについて

BreederFamiliesのブリーダーを通じて ワンちゃんをお迎えすることが、 ペットをとりまく社会課題の解決に繋がります。

私たちが目指すのは、営利優先の悪徳ブリーダーを減らし、責任と愛情を持つ優良ブリーダーを支援することで、ワンちゃんの福祉が守られる社会の実現。
目の前の子犬だけでなく、親犬や引退犬も大切にされる環境を作り上げ、すべてのワンちゃんに優しいブリーディング環境の普及にむけて活動しています。

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