ブリーダー紹介
"家族"のようにワンちゃんを大切にするブリーダー紹介(管野真美さん)|全国の犬の質を上げる気持ちで――京都で健全なトイプードルとポメラニアンを育てる犬舎
"家族"のようにワンちゃんを大切にするブリーダー紹介(管野真美さん)|全国の犬の質を上げる気持ちで――京都で健全なトイプードルとポメラニアンを育てる犬舎
見学で伺った管野真美さんのお宅では、広々とした部屋を、トイプードルたちが思い思いに行き来していました。のびのびと過ごすその姿は、とても幸せそうに見えました。
京都でトイプードルとポメラニアンを育てる管野さん。ワンちゃんたちに「ほんとうにかわいいね」と声をかけながら、ブリーディングへの思いを聞かせてくださいました。
「全国の犬の質を上げる気持ちで」――最初に出会った人の言葉
管野さんに、ブリーダーを始めたころのお話を伺いました。大きかったのは、最初に関わった人がいい人だったことだといいます。その人から聞いた言葉が、今も管野さんの軸になっています。
「全国の犬の質を上げる気持ちで、繁殖しましょう」
「自分だけよくしようと思っても、世界は小さい」。その言葉が響いたのだと、管野さんは話してくださいました。
自分の犬舎の子だけがよければいい、という考え方ではない。日本全体のブリーディングをよくしたい。その思いが、管野さんの繁殖の出発点です。
だからこそ、いちばん大切にしているのは「健全な子を出すこと」。小ささを追うのではなく、その犬種らしい、丈夫な体の子を送り出すことです。
ブリーディングを続けて、約20年になります。
ご主人と弟さんの部屋が、子犬部屋になるまで
案内していただいた家の中には、柱の残る大きな部屋がありました。もとは8畳の部屋が二つ。ご主人と弟さんの部屋だったところを、壁をぶち抜いて子犬部屋にしたそうです。
この子犬部屋は、お産の部屋も兼ねています。ただ、初めての出産を迎える母犬は寝室に入れ、ずっとそばで見守るそうです。
成犬たちの部屋も、以前はソファがありましたが、今は置いていません。すっかり「犬の家」になっています。
ワンちゃんたちは、家の中で基本的にフリーで過ごしています。サークルに入るのは、夜に寝るときだけ。
「いたずらするから、壁がぼろぼろになるんです」と管野さん。8年前に張り替えたものの「きりがない」と話します。それだけ、ワンちゃんたちがのびのびと暮らしている証でもあります。
案内の途中、管野さんはワンちゃんたちに何度も「ほんとうにかわいいね」と声をかけていました。思わず漏れた心の声のようですが、ふだんからいつもかけている言葉だそうです。
その愛情が伝わって、親犬たちは人が大好きな子に育ちます。そして人が大好きな親から、人が大好きな子犬たちが生まれていきます。
リードの先で、ふと立ち止まるシニア犬
管野さんの犬舎では、毎日の散歩が欠かせません。きっかけは、あるドッグトレーナーの言葉でした。
庭で走らせるだけでは、ただ暴れさせているのと同じ。リードをつけて、一緒に歩かせないといけない。その言葉をきっかけに、散歩に出かけるようになったといいます。
「リードをつけて散歩に行くと、満足度が違うんです」
近くには鴨川が流れ、散歩にはとても恵まれた環境です。朝は2頭ずつ連れ出し、残った子は夕方や夜に。ときには昼と夜を入れ替えながら、みんなを順番に外へ連れ出します。
シニアになると骨がもろくなるため、年を重ねた子は午前中や昼間のうちに歩かせます。年齢に合わせて、時間帯まで考えられていました。
印象的だったのは、目の見えないシニア犬のお話です。老犬になると、リードでつながっていることに安心するようだといいます。
綱が少し緩むと、その子は「どうしたの」と立ち止まるそうです。リードの先にいる管野さんを、確かめるように。
散歩は運動であると同時に、ワンちゃんと管野さんをつなぐ時間でもあるのだと感じました。
「一番は、不安にさせないこと」――お迎えまでの子犬たちと、ご家族の声
子犬たちは、生後1か月ほどまで母犬と一緒に過ごします。その後はきょうだいと過ごしながら、家族みんなの手で触れられて育ちます。
お迎え前の健康診断は、2回目のワクチンのタイミングで、検便もあわせて行います。診察するのは、同じ病院の異なる2名の獣医師です。
それぞれが印鑑を押した診断書を用意するのは、責任の所在をはっきりさせるため。交配の前には、犬種ごとに必要な遺伝子検査も行っています。
そして、管野さんがお迎えまでの期間で何より大切にしているのは、飼い主さんを「不安にさせない」ことです。
「一番は、不安にさせないこと」
お預かりの期間中は、毎日子犬の動画を送ります。お迎え可能日から10日間は、無料でお預かりしています。引っ越しの事情で、2か月お預かりしたこともあったそうです。
お迎えしたご家族からは、「毎日届く動画が楽しみだった」「気になる点も包み隠さず説明してくれた」「初日から夜泣きも無駄吠えもなかった」といった声が届いています。
お迎えのときには、これまで食べていたフードや使い慣れたおもちゃを一緒に渡します。お迎えのあとも、LINEでの相談や、トリミングを兼ねた里帰りができます。
まとめ
「ほんとうにかわいいね」。見学中に何度も聞こえてきたその声と、リードが少し緩むと「どうしたの」と立ち止まるシニア犬。どちらも、管野さんとワンちゃんたちのあいだにある信頼そのもののように思えました。
「全国の犬の質を上げる気持ちで」という言葉は、私たちBreederFamiliesの目指すものと重なります。健全な子を送り出すことに真っすぐ向き合う管野さんの姿勢に、深く共感しています。
ワンちゃん専用に整えられた住まい、毎日の散歩、そして飼い主さんを不安にさせない寄り添い。安心しておすすめできる犬舎です。
Breeder Familiesについて
BreederFamiliesのブリーダーを通じて ワンちゃんをお迎えすることが、 ペットをとりまく社会課題の解決に繋がります。
私たちが目指すのは、営利優先の悪徳ブリーダーを減らし、責任と愛情を持つ優良ブリーダーを支援することで、ワンちゃんの福祉が守られる社会の実現。
目の前の子犬だけでなく、親犬や引退犬も大切にされる環境を作り上げ、すべてのワンちゃんに優しいブリーディング環境の普及にむけて活動しています。