子犬を迎えたら何をする?お迎え当日から1週間の正しい過ごし方

子犬のお迎え

ワンちゃんを家族に迎えることは、とても楽しみな瞬間です。しかし、子犬にとっては慣れ親しんだ環境を離れ、まったく新しい場所での生活が始まるという大きな変化のときでもあります。環境の変化はワンちゃんにとってストレスになりやすく、特にお迎え当日から最初の1週間は慎重に過ごすことが大切です。

子犬が新しい環境に慣れ、安心して過ごせるようにするには、適切な準備と接し方が欠かせません。本記事では、お迎え当日から1週間の正しい過ごし方について詳しく解説します。信頼関係の築き方やしつけのコツ、環境づくりのポイントを押さえ、ワンちゃんが快適に暮らせるようサポートしていきましょう。

 

子犬を迎えたら気をつけること

子犬を迎えたばかりの時期は、新しい環境に適応するための大切な時間です。ワンちゃんは、移動の疲れや緊張で不安定な状態にあることが多く、ストレスを感じやすくなっています。安心して過ごせる環境を整え、慎重に接していきましょう。

1.新しい生活環境に慣れさせる

  • 落ち着ける場所を用意する:クレートやサークルを準備し、「ここが安心できる場所」と感じられるようにしましょう。クッションやブランケットを入れると、よりリラックスしやすくなります。
  • 無理に触れ合わない:すぐに抱っこしたり、遊びに誘ったりせず、ワンちゃんが自分から近づいてくるのを待つのがベストです。
  • 騒がしい環境を避ける:いきなり大勢の人に囲まれるとストレスになります。特に小さなお子さんがいる家庭では、最初のうちは静かに接するようにしましょう。

2.室内の温度管理を徹底する

  • 室温の目安は25℃前後:夏は暑さ対策としてエアコンを活用し、冬はペット用ヒーターやブランケットを用意しましょう。
  • 直射日光や冷暖房の風が直接当たらないように:ワンちゃんが快適に過ごせる場所を考えて、寝床を配置しましょう。

3.怒るしつけではなく褒めるしつけ

  • 体罰や大声で叱るのはNG:叱るしつけは、ワンちゃんに恐怖心を与え、信頼関係を損なう可能性があります。
  • 褒めて学ばせる:できたときにしっかり褒め、ご褒美を与えることで、ポジティブに学習できるようになります。

4.構いすぎずにゆっくり休ませる

環境の変化でワンちゃんは疲れています。静かな場所でゆっくり休めるように配慮しましょう。

5.夜鳴きには添い寝で安心させてあげる

夜鳴きをする場合は、ワンちゃんが不安を感じている証拠です。

 

子犬のお迎え当日の過ごし方

お迎え当日の子犬

お迎え当日は、ワンちゃんにとって大きな環境の変化がある日です。慣れない場所に移動し、新しい家での生活が始まるため、ストレスや不安を感じやすくなります。

まずは落ち着ける環境を整え、ワンちゃんのペースに合わせながら少しずつ慣れさせていきましょう。焦らず、安心できる空間を作ることが大切です。

1.家の中で自分の場所を教えてあげる

ワンちゃんには「安心できる場所」が必要です。まずは、子犬が落ち着けるスペースを用意しましょう。

【安心できる環境を作るポイント】

  • サークルやクレートを設置する:ワンちゃんが「ここが自分の安心できる場所」と思えるスペースを作りましょう。特にクレートは、ワンちゃんが「隠れられる安心な場所」として認識しやすいため、おすすめです。
  • 静かな場所を選ぶ:玄関やリビングの真ん中など、人の出入りが多い場所は避け、ワンちゃんが落ち着いて過ごせる場所を選びましょう。
  • 寝床には柔らかいクッションやブランケットを:母犬や兄弟犬と一緒にいた子犬は、単独で寝ることに慣れていません。暖かくて柔らかい寝床を用意すると、安心しやすくなります。
  • 水とトイレの位置も決める:ワンちゃんが迷わないように、サークル内にトイレと水を用意しましょう。

2.トイレトレーニングは当日から始める

トイレトレーニングは早いうちに始めるほど成功しやすくなります。初日から「ここがトイレの場所」と教えてあげましょう。

【成功させるコツ】

  • トイレの場所を一貫させる:最初に決めた場所から変えないことが重要です。ワンちゃんが混乱しないよう、ずっと同じ場所を使いましょう。
  • ワンちゃんの排泄のタイミングを見逃さない:子犬は「寝起き」「食後」「遊んだ後」に排泄しやすいです。このタイミングでトイレに誘導しましょう。
  • 成功したらたっぷり褒める:トイレに成功したら、「えらいね!」「よくできたね!」と優しく声をかけたり、おやつを少し与えたりして褒めましょう。褒めることで、ワンちゃんは「ここで排泄すれば良いんだ」と学びます。
  • 失敗しても怒らない:最初のうちは失敗するのが当たり前です。怒るとワンちゃんが怖がってしまい、「トイレ自体を我慢してしまう」こともあります。失敗したときは、無言で片付けて、次に成功しやすいように導いてあげましょう。

3.元気な様子なら一緒に遊んであげる

お迎え当日は、ワンちゃんも緊張しているため、最初は疲れやすいものです。しかし、もしも落ち着いた様子で元気があれば、少しだけ遊んであげましょう。

【遊ぶ際のポイント】

  • 短時間で切り上げる:環境の変化により、ワンちゃんは普段よりも疲れやすくなっています。長時間遊ばせるのではなく、5分~10分程度の短い時間で遊ぶようにしましょう。
  • 噛み癖をつけない遊び方をする:子犬は遊びの中で「噛む」ことを覚えます。手を噛ませる遊びをしてしまうと、後々噛み癖につながることがあるため、おもちゃを使って遊ぶのがおすすめです。
  • 興奮しすぎないようにする:過度に興奮すると、その後落ち着くのが難しくなるため、適度なところで切り上げましょう。

4.食事や水分補給の様子を見守る

お迎え当日は、ワンちゃんが緊張して食欲が落ちることがあります。しかし、全く食べない場合は注意が必要です。

【食事のポイント】

  • 迎え入れる前に「これまで食べていたフード」を確認しておく:急にフードを変えると、消化不良を起こすことがあります。ブリーダーやペットショップで、これまでの食事内容を確認し、少なくとも1週間は同じものを与えましょう。
  • 決まった時間に食事を与える:子犬の食事は、1日3~4回に分けて与えます。できるだけ決まった時間に与えることで、生活リズムが整いやすくなります。
  • 水分補給をこまめにチェック:子犬は水分を多く必要とします。特に夏場や暖房の効いた部屋では、脱水にならないよう、水の減り具合を確認しましょう。
  • 食べない場合は無理に食べさせない:環境の変化で食欲が落ちることは珍しくありません。もし丸1日食べないようなら、体調不良の可能性もあるため、早めに獣医師に相談しましょう。

 

子犬のお迎え当日の夜の過ごし方

お迎え当日の夜

お迎え当日の夜は、ワンちゃんにとって特に不安を感じやすい時間帯です。昼間の環境の変化に加え、これまで一緒にいた母犬や兄弟犬と離れ、初めてひとりで過ごすことになるため、落ち着かずに鳴いてしまうこともあります。

ワンちゃんが安心して夜を過ごせるように、静かな環境を整え、リラックスできる工夫をしましょう。できるだけ寂しさを感じさせないようにすることで、夜鳴きを軽減し、ストレスを最小限に抑えることができます。

  • 静かな環境を整える:ワンちゃんが安心して眠れるよう、家の中を落ち着いた雰囲気にしましょう。
  • 添い寝をするなど、誰かがいる気配で安心させる:近くにクレートを置いたり、声をかけたりすることで、安心感を与えられます。
  • 安心できるグッズ(布団やぬいぐるみなど)を与える:ふわふわのぬいぐるみを用意すると、リラックスしやすくなります。

 

子犬の最初の1週間の過ごし方

子犬お迎え後1週間

子犬を迎えた最初の1週間は、新しい環境に慣れるための大切な期間です。この時期の過ごし方によって、ワンちゃんのストレスを減らし、信頼関係を築きやすくなります。焦らず、ワンちゃんのペースに合わせて接しながら、徐々に生活リズムを整えていきましょう。

1.家の中を探検させる

お迎えしたばかりの子犬は、新しい環境を慎重に観察しながら少しずつ行動範囲を広げていきます。最初の数日はサークルやクレートの中で過ごさせ、その後、安全な範囲で探検させるとよいでしょう。

  • まずはリビングなど一部のエリアから:一度に家全体を歩かせると、緊張してしまうことがあります。まずはリビングやサークル周辺の狭い範囲から始め、少しずつ行動範囲を広げましょう。
  • 目を離さずに見守る:子犬は何でも口に入れてしまうことがあるため、目を離さないようにしましょう。誤飲しそうなものがないか事前に確認しておくことも大切です。
  • 怖がっているときは無理に促さない:慎重な性格の子犬は、すぐに探検を始めないこともあります。無理に促すのではなく、「自分から歩いてみよう」という気持ちになるまで見守りましょう。

2.ゆっくりと信頼関係を築く

ワンちゃんとの信頼関係を築くためには、焦らずゆっくりと距離を縮めることが大切です。

  • 優しく撫でたり話しかけたりする:名前を呼びながら優しく声をかけることで、飼い主の存在に安心感を持たせられます。
  • 無理に抱っこしない:子犬が自分から寄ってきたときにそっと撫でる程度から始めると、自然と信頼関係が深まります。
  • ご飯をあげるときに名前を呼ぶ:「〇〇ちゃん、ごはんだよ!」と声をかけながら食事をあげると、名前を覚えやすくなります。
  • ご褒美を活用する:良い行動をしたときにおやつを少し与えると、「この人は安心できる」と感じやすくなります。

3.食事は同じものをスケジュール通りに与える

子犬は環境の変化によるストレスで食欲が落ちることがあります。最初の1週間は、できるだけ「これまで食べていたフード」を継続し、安心して食べられるようにしましょう。

  • 食事の回数は1日3〜4回に分ける:消化器官が未発達な子犬は、一度にたくさんの食事を消化できません。少量をこまめに与えましょう。
  • 毎日同じ時間に与える:食事の時間を固定することで、生活リズムが整い、ワンちゃんが安心しやすくなります。
  • 新しいフードに変える場合は徐々に切り替える:急にフードを変えると、お腹を壊す原因になります。新しいフードを1割混ぜて、徐々に割合を増やしていく方法が理想です。
  • 食欲がない場合は様子を観察する:初日は緊張で食べないこともありますが、2日以上食欲がない場合は体調不良の可能性もあるため、獣医師に相談しましょう。

4.新しい音やモノに慣れさせる

子犬は新しい環境の音に敏感で、驚いてしまうことがあります。社会化の一環として、少しずついろいろな音や物に慣れさせることが大切です。

  • 家の中の音に慣れさせる:テレビ、掃除機、ドアベル、洗濯機など、日常生活でよく聞く音を少しずつ経験させましょう。
  • さまざまなものに触れさせる:フローリング、カーペット、芝生、アスファルトなど、異なる床の感触を体験させることで順応力が高まります。
  • 驚かせないように注意する:大きな音をいきなり聞かせると、怖がってしまうことがあります。最初は小さな音から慣れさせることが大切です。

 5.車での移動を経験させる

子犬のうちに車に慣れさせておくことで、病院の通院やお出かけがスムーズになります。

  • 最初は短時間から:はじめは5分程度の短いドライブから始め、徐々に距離を伸ばしていきましょう。
  • キャリーケースを活用する:安全のために、クレートやキャリーケースに入れて移動するのが理想的です。
  • 酔いやすい子もいるので様子を観察する:車酔いしやすい子は、こまめに休憩を取りながら慣れさせましょう。

 6.人との交流を経験させる

社会性を身につけるためには、さまざまな人と触れ合うことが重要です。ただし、最初のうちは慎重に進めましょう。

  • 最初は家族とだけ過ごす:お迎え直後は環境に慣れることを優先し、無理に他の人と会わせないようにしましょう。
  • 慣れてきたら家に来客を招く:少しずつ家族以外の人と触れ合わせることで、知らない人に対する警戒心を減らすことができます。
  • 優しく接してもらう:子犬が怖がらないように、来客にも優しく接するようお願いしましょう。

7.クレートを使用して慣れさせる

クレートは、ワンちゃんにとって「自分だけの安心できる場所」になります。慣れさせておくと、移動や留守番の際にも役立ちます。

  • クレートは快適な空間にする:中にクッションやブランケットを入れ、居心地の良い場所にしましょう。
  • ご飯やおやつを中で与える:「クレートに入ると良いことがある」と学ばせることで、嫌がらずに入れるようになります。
  • 長時間閉じ込めない:慣れさせるために少しずつ使用時間を増やし、無理のない範囲で練習しましょう。

 

子犬との生活を楽しむために

子犬との生活を楽しむ

ワンちゃんとの生活は、日々の成長や発見にあふれ、かけがえのない時間になります。特に子犬の時期はあっという間に過ぎてしまうため、一瞬一瞬を大切にしながら、楽しく過ごしましょう。

1.写真や動画をたくさん撮る

子犬の成長は驚くほど早く、数ヶ月のうちに体つきや表情が変わっていきます。今しか見られない可愛らしい姿を記録することで、後々振り返る楽しみが増えます。

  • 毎日1枚でも撮影して成長を記録
  • 遊ぶ姿や眠る姿など、日常のさまざまな表情を残す
  • 動画も活用し、「初めての○○」の瞬間を記録する

2.成長記録をつける

ワンちゃんの成長や健康管理のために、体重や食事、しつけの進捗を記録しておくのもおすすめです。

  • 体重の変化を記録し、成長の目安にする
  • 食事の量や内容をメモし、健康状態を把握
  • 「できるようになったこと」を書き留めると成長を実感しやすい

3.地域の犬友達を作る

ワンちゃん同士の交流や、飼い主同士の情報交換をすることで、より充実したペットライフを送ることができます。

  • 公園やドッグランで他のワンちゃんと交流
  • 地域の犬オーナーと情報交換し、散歩仲間を作る
  • SNSやイベントを活用して犬友達を増やす

 

よくある質問

よくある質問

子犬の飼い始め1週間に留守番させてもいいの?

できるだけ最初の1週間は留守番を避け、ワンちゃんと一緒に過ごすことが理想です。環境の変化に慣れていない子犬は、不安やストレスを感じやすく、長時間の留守番が原因で夜鳴きや分離不安を引き起こす可能性もあります。

どうしても外出が必要な場合は、以下の方法を検討しましょう。

  • ペットシッターや家族の協力を得る:長時間の留守番になる場合は、シッターに来てもらったり、家族や友人に見てもらうのが安心です。
  • 短時間の留守番から慣れさせる:最初は5分→10分→30分と、少しずつ時間を延ばしながら練習しましょう。
  • ペットカメラで様子を見守る:外出中にワンちゃんの様子を確認し、落ち着いているかチェックできます。
  • おもちゃや安心できるアイテムを用意する:クレートやお気に入りのぬいぐるみを置いておくと、ワンちゃんが安心しやすくなります。

 

まとめ

子犬を迎えたばかりの1週間は、ワンちゃんが新しい環境に慣れ、飼い主との信頼関係を築くための大切な期間です。この時期にしっかりと環境を整え、ワンちゃんのペースに合わせた接し方をすることで、安心して生活できるようになります。

  • お迎え当日は静かに見守り、落ち着ける場所を作る
  • トイレトレーニングや生活リズムの基礎を整える
  • 無理に抱っこや遊びを強要せず、少しずつ信頼関係を築く
  • 食事は決まった時間に与え、体調をしっかり観察する
  • 少しずつ社会性を身につけられるよう、新しい環境や人・物に慣れさせる
  • 最初の1週間はできるだけ留守番を避け、シッターや家族の協力を活用する

焦らず、ワンちゃんの様子を見ながら一歩ずつ環境に慣れさせることが大切です。この1週間を大切に過ごすことで、ワンちゃんとの生活がよりスムーズで楽しいものになるでしょう。

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